新潟県放送限定となっており映像をお見せできないため取材の様子をご紹介します!
取材はつな髪事務局がある株式会社テラスハートジャパンの本社(大阪)で行われました。
朝からの取材だったため、新潟総合テレビさんは前日から大阪に来られていたそうです。(ご苦労様です!)
全国から届いたレターパックや髪の毛の束、ウィッグなどを準備して10:00から取材スタート。
まずはつな髪の活動内容やなぜ医療用ウィッグの会社がヘアドネーション活動を行っているかなど活動理念や私たちの想いをお話をさせていただきました。
新潟県内の小学1年生の男の子が生まれて初めて散髪することになり同時にヘアドネーションにも挑戦してくれたとのこと。
取材を進めるにあたり、「寄付した髪がどうなるのか」「どんな人がウィッグを受け取るのか」「ウィッグを受け取った人はどんな気持ちなのか」など寄付した人とウィッグをもらった人をつなぐような取材をされたいとのことでつな髪に取材依頼をいただきました。
届いた髪の長さは55cm!
シャンプーはお父さん、乾かすのはお母さんの役割だったそうです。
髪を切る時、男の子にどんな気持ち?と聞くと「早く切りたい!」と言っていたのに対し、お父さんとお母さんは「少し寂しい気持ちです」とおっしゃっていました。
大切に伸ばしてきたからこそ思うのかもしれません。
取材では、ヘアドネーションで作ったウィッグを実際見たり触ったりしていただきました。
本物そっくりに作られているウィッグを見て取材ディレクターの方も「すごく自然ですね!」と驚いていました。
他にも、医療用ウィッグは髪の症状や使用するシーンによってウィッグの種類があること、治療を受けている人にとって安全で優しい素材が使われていたり、様々な機能が備わっていることなども説明させていただきました。
医療用ウィッグを見るのは初めてだったそうで、とても興味深く聞いてくださいました。
午後はつな髪の医療用ウィッグを受け取られたご家族への取材に同行させていただきました。
脱毛症のお子さんで、脱毛が始まった時のお話や今まで購入されてきたウィッグのお話などお伺いしました。
ウィッグの正しい情報がなかったのでどんなウィッグを選んだ良いか大変苦労されたとのこと。
一時は大好きだった習い事をお休みすることになり、ご家族もお子さんにとって何が一番良いのか悩み、たくさんの葛藤もあったそうです。
それでも「髪のことで大好きなことをあきらめることがあってはいけない」とスポーツができる医療用ウィッグを探し、今はご家族でお子さんの夢を応援されているとのことでした。
つな髪のウィッグは病院に行く時などに使用されているそうです。
お子さんに着用した感想を聞くと「髪の毛が顔に当たってもチクチクしないし、帽子のようにさっと使えるので良いです」と話してくれました。
ご家族は「がん患者へのウィッグ補助金はありますが脱毛症の患者は補助金はないので、ウィッグを支援してくれる活動があるのはとても助かります」とおっしゃっていました。
新潟総合テレビ様、取材に協力していただいたご家族の皆様、ありがとうございました。
私たちも活動を通して皆様の想いを繋げていけるよう積極的に発信を行ってまいります。
そしてこれからも支援の輪を広げ病気や治療でウィッグを必要とする人たちが安心して毎日を送れるよう、温かい社会を目指し活動を続けていきたいと思います。
2025年 1月7日
つな髪寄付者数
160,000人達成しました!
ウィッグプレゼント数
肌優®・すずさら 1,293人
フルウィッグ 812人
2024年 12月20日更新
皆様の想いの詰まったウィッグを、プレゼントさせていただきました。寄付にご協力下さった皆様ありがとうございました。