髪の寄付によって小児がんや脱毛症の子どもたちに医療用ウィッグをプレゼントする活動です。
 

平日10:00~16:00(土日祝休み)

ヘアドネーション&医療用ウィッグ

つな髪プロジェクト

〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田3-3-45
マルイト西梅田ビル5F(テラスハートジャパン)

-Thank you for your support!-
2025年3月 ウィッグ提供実績

肌優ウィッグ・すずさらウィッグ 1,354人
フルウィッグ 852人

2025/3/19
TBSテレビ「THE TIME,」の取材に協力させていただきました。

2024/6/29 新潟テレビや八千代コースターの取材に協力しました

放送内容

番組名:TBSテレビ「THE TIME,」

放送日時:2025年3月19日(水)7:30~

<THETIME,マーケティング部>
小児癌などの子どもに髪を無償で寄付 ヘアドネーション

小児癌などの子どもに自分の髪の毛を寄付してウィッグを無償で提供するヘアドネーションをマーケティング。
ヘアドネーションをする人、ウィッグを受け取る家族、ヘアドネーション活動を運営する企業を密着取材しました。

放送では3名の方のヘアドネーションに密着、ヘアドネーションの瞬間に立ち会いそれぞれの「ヘアドネーションへの想い」が語られました。またウィッグを受け取られたご家族へはウィッグを受け取る前と後での生活の変化や心境の変化についてインタビューに答えていただきました。

放送では伝えきれなかったお話やインタビュー内容をご紹介します!

きっかけは別の取材で知り合った髪の長い男の子

今年1月にTBSテレビさんがドクターイエローが大好きな男の子を取材。

その男の子はとても髪が長かったので理由を聞くと「ヘアドネーションするから」と話してくれました。

初めてヘアドネーションという言葉を知ったディレクターが、男の子のヘアドネーションに密着。

さらにヘアドネーションを知るため、ヘアドネーションする人達やウィッグを受け取る家族、ヘアドネーション活動を運営するつな髪へ取材のオファーがありました。

男の子は愛知県に住む小学生。ヘアドネーションはお母さんから教えてもらい5歳の時から髪を伸ばし始めました。

買い物に行くと女の子に間違えられることも・・・。

それでも「病気で髪が無い人を僕の髪を使ってなんとかできるんじゃないかって。」
頑張って3年間も髪を伸ばしてくれました。

髪を切る当日、「やっぱり髪を切るのは寂しいな~」と少し寂しそうでしたが、髪を切り終えると、寄付する髪を見つめて、笑顔で「今までありがとう」と言葉をかけていました。

髪形はお母さんと一緒のボブスタイル!

ディレクターさんのお話だと美容室のシャンプーがとっても気持ちよくて大好きになったとのこと。「ドクタイエローとどっちが好き?」の質問に「シャンプー!」と答えたそうです。

「ヘアドネーションは人を助けるものだって教えてあげたい!」とお話されていたのが印象的でした。

つな髪で取材にご協力いただいた方々

ヘアドネーションをする瞬間にテレビカメラが立合い、「あなたがヘアドネーションする理由」をインタビューさせていただきました。

神奈川県在住 中学生 T.Aさん

「自分が病気になったらって考えてみると髪を寄付して一人でも多くの人が笑顔になれば・・・」という想いで、6年間伸ばし続けた髪をヘアドネーションしてくれました。

Interview!

ヘアドネーションしようと思ったきっかけ

だいぶ髪が長くなったから切る時になにかに役に立てたいと思ったので、自分の髪を切って捨てるより髪に悩みを抱える人にヘアドネーションをして一人でも多くの人に髪の毛でおしゃれを楽しんで貰えれば良いなと思ったからです。

 

取材にご協力いただきましてありがとうございました!

 

神奈川県在住 袴田泰司さん(50代)

なんと、
3回目のヘアドネーション!

娘さんがお父さんの髪を
ファーストカット

Interview!

ヘアドネーションしようと思ったきっかけ

もともと長めのヘアスタイルで、仕事柄ヘアドネーションという活動を知っていたことと、

ニュースで小学生の男の子がヘアドネーションしていることを知り、自分にもできるかも。と思ったことがきっかけです。

ヘアドネーションに参加する想い

商品としてのウィッグを考えれば、傷みの少ない髪の毛が良いとは思います。

それでなくても、ウィッグを作る美容師さん・職人さんの練習用のカットマネキンになることもあると知り、自分の髪が間接的にでも、どなたかのお役立ちになれればと思い、続けています。

男性のヘアドネーションについて

ヘアドネーションを始める際、男性の場合、始めのハードルは、髪を伸ばすことができる環境(職場・家族の理解など)があるかないか。ではないかと思います。

次のハードルは、長くなる髪を維持できるか。
これは自身のハードルです。

長髪に慣れていない方は、途中で断念してしまうかもしれません。ドネーションするために必要な30cmはそれなりの長さですから。

でも、結べるようになれば、寝ぐせもセットも気にならなくなりますし、美容院代・理髪代が浮きます(笑)

僕の場合は、もともとゆるいクセ毛であることに加えて、年齢的なこともあり、白髪まじりでパサつきがちな髪質なので、基本は、ひとつに結んで、清潔感を担保するように気を付けていました。

僕自身は、「髪、伸ばしてるんですか?」と聞かれれば、ヘアドネーションの事を答えますが、自分から「してみたら?」と言ったことはありません。男女問わず。

ドネーションは、興味を持ち、自分からやってみようかな。と思ってやる活動だと考えているからです。

今回、このような機会をいただき、50歳の男性でもヘアドネーションの活動をやっている人もいるんだなと、知る機会になれば、幸いです。

取材にご協力いただきましてありがとうございました!!

取材にご協力いただいたサポート店

神奈川県横浜市 ゼクトサウスさん

オーナー 山前さん

中学生の女の子と袴田さん2名のヘアドネーションカットを担当されました。

お忙しい中ご協力いただきましてありがとうございました!

取材にご協力いただいたサポート店

愛知県刈谷市 ビューティーサロン フジさん

男の子のヘアドネーションカットを担当されました。

お忙しい中ご協力いただきましてありがとうございました!

ウィッグを受け取られたご家族へのインタビュー
佐藤あかりさん(仮名)

つな髪の医療用ウィッグを受け取られたご家族への取材に同席させていただきました。

インタビューにご協力いただいたのは、現在中学生の女の子です。3年前につな髪のウィッグを受け取りました。

症状が出始めた頃は、「髪が抜けていくことにとても恐怖を感じていた」とのこと。

それでもいつもと変わらず明るく過ごしている我が子を見て、「辛い思いを一人で抱えているのではないか」と、お母様はとても心配されていたそうです。

 

「症状のことで周りから心無い言葉を言われることはありませんでしたか?」と聞かれると、そのようなことは全く無く、周りのお友達もいつも通り接してくれたのでとてもありがたかったです。とおっしゃっていました。

症状が進行しウィッグで登校することになった時は、学校に伝えるかどうか家族で話し合いました。「もし周りに何か言われたらどうしよう」という不安もありましたが、何か困ったことがあった時のために・・・と、学校へ伝えることにしました。

学校に伝えると、先生や生徒のみなさんも佐藤さんの状況を理解し、温かく受け入れてくれたことでいつもと変わらない学校生活を送ることができたそうです。

「ウィッグを受け取られて生活は変わりましたか?」の質問に、

「自分に自信が持てるようになり、外出も楽しくなりました。」
他にも、「家族で国内旅行や海外旅行に行って楽しかった」と、笑顔で話してくれました。

お母さまも「ウィッグはそれなりに費用がかかるためすごくありがたい活動だと思います」とおっしゃっていました。

 

つな髪事務局へのインタビュー

最後の取材はつな髪事務局がある株式会社テラスハートジャパンの本社(大阪)でも行われました。

ディレクターさんが今回ヘアドネーションを初めて知ったそうなので、つな髪の活動内容やヘアドネーション活動をする理由など、私たちの想いをお話をさせていただきました。

人工毛と人毛の違いについて

取材ではヘアドネーションで作ったウィッグを実際見たり触ったりしていただきました。

「医療用ウィッグとファッションウィッグ」の違いや「人毛と人工毛の違いについて」も説明させていただきました。

大きな違いは見た目の自然さですが、数年前に比べると人工毛も品質が良くなり、見た目は人毛と変わらないくらい自然なものもあります。

ただし、人毛は髪を自分の好きな色に染めたり、パーマやヘアアイロンを使ってヘアアレンジができるなど、「自分の髪のように」おしゃれを楽しむことができるという特徴があります。

「医療用ウィッグはその人の生活を豊かにするものでありたい」というテラスハートジャパンの想いのもと、つな髪でもあえて人毛のウィッグにこだわって提供していることをお話しました。

 

「この活動を続ける理由」

取材では「この活動を続ける理由は何故ですか?」という質問がありました。

ヘアドネーションは「髪を切って寄付する」というとてもシンプルな活動ですが、ヘアドネーションを通して様々な支援に繋がっています。

例えば、ヘアドネーションに参加することで、ウィッグを必要とする人たちのことや医療用ウィッグという存在を知ることができます。

そしてもし自分の大切な誰かが病気や治療で髪を失って辛い思いをしていたら、つな髪を思い出して医療用ウィッグのことを教えてあげたり、気持ちに寄り添ってあげることができます。

また、つな髪のヘアドネーションを通して新たな支援のつながりが生まれることもあります。

九州大学病院ではつな髪のウィッグ支援企画がきっかけで、福岡県内のボランティア団体や企業から定期的にウィッグ支援が受けられるようになりました。

静岡県ではヘアドネーションに参加された議員が「がん患者のウィッグや補整具の助成金」の拡充を推進、県内全域で助成金の申請が実現したケースもあります。

少しでも多くの人がヘアドネーションに関心を持っていただくことで、ウィッグを必要とする人たちが自分らしく安心して暮らせる社会が実現できるのではと思っています。

TBSテレビ「THE TIME,」様、取材に協力していただいたご家族の皆様、ありがとうございました。
私たちも活動を通して皆様の想いを繋げていけるよう積極的に発信を行ってまいります。

そしてこれからも支援の輪を広げ病気や治療でウィッグを必要とする人たちが安心して毎日を送れるよう、温かい社会を目指し活動を続けていきたいと思います。

つな髪SNSではサポーターの皆様からのヘアドネーション報告や応援メッセージ、ウィッグを受け取られたご家族からのサンキューメッセージなどを配信しています。

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※ SNSの個別の返信は行っておりません。ご質問はお問い合わせフォームにお願いいたします。

重要なお知らせ

活動報告

ヘアドネーション報告

2025年 3月24日
つな髪寄付者数
171,000人達成しました!
ウィッグプレゼント数
肌優®・すずさら 1,354人
フルウィッグ  852

寄付者メッセージ特集
医療用ウィッグ
プレゼント報告

2025年 4月17日更新
皆様の想いの詰まったウィッグを、プレゼントさせていただきました。寄付にご協力下さった皆様ありがとうございました。

10月19日は
医療用ウィッグの日
ご購入用ウィッグを
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