抗がん剤治療・脱毛症・抜毛症・乏毛症など、脱毛の理由はそれぞれではありますが、ウィッグをつけることで行動の制限が無くなったり、髪を気にすることなく生活が出来るようにサポートをする役割を果たせるようなウィッグが医療用ウィッグです。
また、今まで落ち込んでいた気分が明るくなったり、外出を楽しめるようになったりと使用する方のQOL(生活の質)の向上に繋がるものであるべきだと考えています。
電車やエスカレーターでウィッグだと気付かれないか不安だった。
学校や職場での目が気になっていた。
大きく動いたり走ったりしたらウィッグがズレるのではないかと思うと体育の授業に参加できなかった。
ウィッグが濡れたら外して乾かさなければ乾かないのでプールの授業や宿泊行事に参加できなかった。
ウィッグだと友達にバレないか不安で自信を持って近づくことが出来なかった。
皆が可愛いアレンジをしている中、ウィッグが不自然にならないようヘアアレンジは諦めた。
ウィッグを使用して生活しなければならない中で、ウィッグを使用することで生活の制限が起こる場面があります。
しかし、生活をよりよくするためのはずのウィッグでやりたいことが出来なくなったり、辛い思いをすることがあってはならないと私たちは考えています。
少しでも毎日を楽しく快適に過ごしてもらうためにそれらの悩みを解決するのが医療用ウィッグです。
つな髪では皆さまにご寄付いただいた髪で作製した医療用ウィッグを、髪に悩みをもつお子さまに毎月プレゼントする活動を行っています。ウィッグを受け取られてつな髪の医療用ウィッグを使用していただいた感想を一部ご紹介します。
抗がん剤治療のため、どんどん髪の毛がなくなっていくことにすごくショックをうけていた娘が今は笑顔で喜んでいます。想像してたよりとても自然な感じで違和感もほとんどありませんでした。 なにより娘がすごく喜んで、何度もつけてつけてと頼んできては鏡の前でポーズを決めてる姿を見ると、本当によかったと思いました。
寄付して頂いた髪の毛を自分の髪のようにして大切に使っています。とても頭にフィットして電車通学でも気になりません。友だちにも気付かれずに楽しい学校生活を送れています。みんなと違う部分がある私ですが、つな髪のおかげでみんなと同じ気持ちでとっても楽しく生活しています。
見た目が自然で周りの目が気になりません。 やっぱりつむじの自然さがとても気に入っています。ウイッグは体の一部なんです。 寄付していただいた髪で娘が普通の生活が送れていることに感謝致します。 普通に学校に行けて普通にお友達と遊べる日常もプレゼントして頂きましてありがとうございました。
ウィッグの使用で自信が付き、数年悩んでいた抜毛症の症状が落ち着いてきました。 寄付された方には、感謝の気持ちでいっぱいです。私も寄付できるよう頑張って地毛を伸ばし、同じように悩んでいる方の力になりたいと思っています。
『ウィッグだから出来ない』を『ウィッグだから出来る』に変えてほしい。
医療用ウィッグはそんな存在でありたいと考えています。
少しでも悩みを忘れて生活できるような医療用ウィッグの普及を目指します。
2024年 7月8日
つな髪寄付者数
160,000人達成しました!
ウィッグプレゼント数
肌優®・すずさら 1,177人
フルウィッグ 764人
2024年 9月29日更新
皆様の想いの詰まったウィッグを、プレゼントさせていただきました。寄付にご協力下さった皆様ありがとうございました。